時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん2巻(ラノベレビュー・感想)

クール系ロシアハーフ美少女ヒロインと何事にもやる気を見せないが、実はハイスペックな実力を隠している自称モブ顔の超絶イケメン主人公が、ヒロインののロシア語のデレに悶える学園ラブコメ、ロシでれの2巻

1巻の大反響により、2巻がハルヒばりの初版数をもって発売された注目作品

管理人は1巻を話題が出てから読んだため、期待値が大きくなりすぎ、肩透かしくらった感じの作品だったので、2巻がいい意味で裏切ってくれるのを期待していたが、読んでみれば1巻とそれほど評価は変わらなかった

内容は1巻が学園の何気ない日常の何気ないやり取りの中で、時々デレてくるヒロインとのラブコメシーンだったのに対して、2巻は主人公が生徒会に正式に入り、正式にヒロインを生徒会長にするという目標が出来たため、その生徒会活動がメインとなり、ヒロインがデレる場面が極端に少なくなっていたのは残念だった

個人的にこの作品の評価を大きく落としているのが主人公で、1巻がどうだったか覚えていないが時々でる関西弁が非常にウザく、最初の口絵に出てくる超絶イケメンを見て、誰だこいつ?と思いきや名前を見れば主人公だったことにいきなり笑ってしまった、作中じゃ目立たないオタク設定のくせにどう見ても少女漫画に出てくるドS王子様キャラにしか見えない

また作中で何故か生徒会メンバーとの麻雀対決が突然始まり、作者も編集も麻雀ほとんど知らないなんだろうなーという感想しかないお粗末な展開と間違った役には終始?が付きまとった

2巻のラストでは主人公がロシア語でデレるという1巻とは逆の終わり方だが、そこの挿絵がまたイケメンなので、もういい加減最初からイケメン設定にすればいいのに、という気分にしかならなかった

そんな中で唯一面白かったのは実妹の有希で、1巻以上に中二病をぶっこんでくる中、時折ふと見せるブラコン姿がたまらない、もう正ヒロインは有希でいいんじゃなかろうか

1巻に引き続き2巻も好調のようなので3巻が出るのは間違いないだろうが、真面目方向に舵を切っていったように見えるこの作品、今後はどうなっていくのかある意味楽しみな作品

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