気づけば悪役皇帝になってた俺氏の超平和戦略~侵略するならSRPGチートで殲滅しちゃうぞ~レビュー

顔の怖い主人公が死んで、やり込んだSRPGの世界に異世界転生し、皇帝として部隊指揮して戦争するラノベ

RPGの世界に転生する話はたくさんあるが、SRPGに転生するのは珍しい

主人公はある国の公邸であり、ゲームの世界だとラスボスであり、このままだとゲームの主人公に殺されてしまうので、それをなんとか回避しようすることから物語が始まっていく

このままだと死んで人生が終わる、はめフラっぽい設定だが転生先がSRPG世界で、タイトルにもSRPGとなっていることから、主人公がゲーム知識を駆使して巧みな部隊配置や戦略で敵を蹴散らし知識無双するのを読む人は期待すると思う

たしかに最初の仲間の将軍と模擬戦を行うシーンでは、主人公の巧みな部隊配置や作戦を駆使して圧勝するので、この後もこんな感じで戦いが続いていくのだろうと思っていた

しかし、次に戦う敵との戦いで主人公が使った作戦はネタバレになってしまうので書かないが残念なものだったうえ、物語はその戦闘が終わったところで戦闘することはなく終了になってしまい、SRPGを期待していた人には物足りなく感じる展開だった

物語のテンポ自体はよくさくさく読め、伏線もたくさんあり、続巻も出ると思うので次巻では、もっとSRPGという面白い設定を活かして欲しい作品だった

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