暗黒ハローワーク! 俺と聖母とバカとロリは勇者の職にありつきたいレビュー
12月 4, 2020
4月 9, 2021
現代世界とファンタジー世界を繋げた世界観で、主人公とクセがあり頼りにならないヒロイン3人がパーティーを組み、異世界で活躍して勇者を目指すちょっと変わったファンタジーラノベ
この作品、そこまでつまらなくはないのだが世界設定の説明が全くないので読んでいて設定が非常にわかりづらい
設定を簡単に説明すると
異世界が複数あることが認識されていて現代世界が舞台
異世界を管理する女神が認めれば自由にその世界に行き来できる
女神に認められるための人材を育てる専門学校があり主人公とヒロインはその専門学校に通っている
という設定
そんな世界で主人公は、敵も味方も守る聖母ヒーラー、承認欲求の高い馬鹿魔法剣士、アンドロイドで魔法を使えないのに魔法使いロリの3人とパーティーを組んでいて、遊び人である主人公を含めた4人は専門学校で暗黒四天王と呼ばれる程の落ちこぼれ
そんな4人が運よく研修で異世界に行くことができ、研修会場から抜け出して勝手気ままに冒険をして様々なトラブルを起こしまくるファンタジーコメディ
設定がわかるとそこそこ楽しめるが、物語が始まるとギャグを交えながら森でモンスターとの戦いから始まり、それが終わるといきなり、東京ビックサイトでの異世界説明会に場面が移るので、読んでいて混乱してしまう
現代世界とファンタジーが融合した世界でのお互いの世界でギャグに繋がるのだが、世界観が良くわからないのでイマイチ腑に落ちない部分もあった
設定の説明ばかりが続いても読んでいて面白くはないが、終始そんな感じで説明があまりないまま物語が進んでいくので、設定をある程度頭にいれて読んでいけばちょっと変わったファンタジーラノベとして楽しむことができる作品

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