隣のキミであたまがいっぱい。レビュー
他人の思考を無意識に読むことが出来てしまうヒロインが、その能力を無効化できる主人公に一目惚れし、ストーカーばりに付きまとってイチャイチャする学園ラブコメ
美少女であるにも関わらず、無意識に周囲の人間の思考を読めてしまうことから周囲から敬遠されてボッチのヒロインが、クラス替えで初めて出会った主人公の近くにいる時だけ他人の主人公以外の思考が聞こえなくなることに気づき、主人公に一目惚れするところから話が始まる
ただ、周囲の思考が聞こえなくなると言っても、主人公の思考は丸聞こえで、それについてもヒロインが主人公に最初の段階で話しているので、主人公は自分の思考が読まれている前提でヒロインと交流を結んでいくことになる
主人公は作品中でも言われるほどの鈍感系ラノベ主人公だが、自分の思考を常に読まれている女の子に付きまとわられても平然と相手をしている姿を見れば、超鈍感な性格も納得できた
ヒロインは成績もよく見た目も美少女だが実はポンコツ系ヒロイン、
1巻では、ほぼ主人公とヒロインのやり取りがメインで、2巻になると二人いが付き合い始めることもあり、二人以外の周囲との関係も描かれるようになるが、基本押せ押せストーカー気質のヒロインに終始鈍感主人公がやりこまれるといったイチャラブが続く
物語は短編仕立て形式になっていて、主人公とヒロインのそれぞれの視点から、二人の些細な日常がいくつも描かれる形で物語が進んでいく
短編仕立てという構成上、1巻が中途半端というか、普通の日常の一幕で終わってしまうので、読むなら1巻2巻をまとめて読むことをおすすめする
2巻で完結と若干物足りない感じがするが、2巻ラストでしっかりと物語は終わっているので変にダラダラ続いて中途半端なところで打ち切りになったりするよりは2巻完結でちょうどよかったと思える
鈍感系主人公とヒロインの甘々なラブコメが好きな人にはおすすめできる作品

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