ぼくたちのリメイクVer.β 3巻(ラノベ感想・レビュー)

倒産したブラックゲーム企業に就職し人生に絶望していた主人公が、10年前の大学時代に戻り人生をやり直して一流クリエイターを目指す、タイムリープ制作系ラノベ、ぼくリメの外伝の3巻

本編がいいところで終わり、続きが気になっていところでの外伝発売は正直肩透かしだったのだが、さらに以外だったのは、外伝はこの3巻で完結となっており、そのためか本編に出演していたキャラが勢ぞろいといった感じで、所々に現れていた

前巻では主人公が憧れていた有名ゲーム会社を退社し、プラチナ世代と共に新たな会社で今度こそゲームを作ってやる、といったところで終わっており、今回は新たな会社で変な邪魔をされずにプラチナ世代が作りたかったゲームを作っていくといった内容

ようやく自由な環境で思い通りにゲームが作れると思いきや、案の定本編では有能ないい人キャラが外伝では極悪キャラに変身している松平常務は、会社の総力をあげて主人公の邪魔をすることになるが、ここまでゲーム制作やクリエイターに恨みを持つことになってしまった事件が今後本編に起こるのかと思うと、本編が非常に楽しみになってくる

更に3巻では貫之がかなり足を引っ張ることとなり、本編で最初に主人公が失敗したとおり、貫之には主人公が不可欠な存在だということが改めて感じることが出来、この外伝が本編を更に楽しみにさせるために作られていることがよくわかる

今巻が最終巻というためか後半は少し駆け足気味で、河瀬川ルートともいえるこの外伝結構あっさり終わってしまうので、ゲームで言えばトゥルーエンドではなく、ノーマルハッピーエンドといった感じなので、だからこそタイトルがβなのかもしれない

伏線が多数回収されていないまま意味深なまま結末を迎えるので、正直物足りない感じがするが、あとがきを読む限りこの伏線は本編で回収される模様

本編は、いいところで終わり続巻が来るかと思ってたところのβだったので少し残念だったが、3巻で謎が多くちりばめられて完結されたこともあり、本編の今後がさら楽しみになった

本編を読んでいてβを読んでいない人はあまりいないと思うが、本編をさらに楽しむには絶対に読むべき作品、今年の夏にはアニメ化も決定されており、本編も終盤に差し掛かっているので今後も目が離せない作品

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