豚のレバーは加熱しろ(3回目)レビュー

生レバーを食べた腹痛が原因で、豚の姿で異世界転生した主人公と、そんな豚にマジ惚れしている美少女魔法使いヒロインとの異世界転生ラノベ、豚レバの3巻

ヒロインが正真正銘の豚にガチ恋しているが、その理由は奴隷時代に人間とは対等に接することができなかった中で現れた中身は人間だが、見た目は自分と同じか、それよりも下の存在である家畜の豚という存在でだからこそ、壁を作らず素直に自分を出せたことがきっかけで心を惹かれていったという背景がしっかりとしているのが大した理由もなくヒロインにモテてしまうのが多い、他のラノベ作品と違うところ

2巻のラストでロッシの正体が明らかになり、次の冒険はロッシの正体あばきから、呪いの魔法使いを倒すための冒険

2巻ではずっとヒロインが記憶を失っていたことで、二人の関係がギクシャクしていたが、3巻ではもう記憶が戻っているので、ヒロインの主人公に対して好意をグイグイ寄せてきており、物語は1巻の時のような主人公の変態思考にヒロインがのかっていくという、ちょっと変わったイチャラブな旅が久々に楽しめる

正直1巻で話が完結している感じだったので、2巻は蛇足な印象を持っていたが、読み終わってみればちゃんと1巻からの話が全て繋がっており、綺麗に物語がまとめられていて、2巻から始まった、王朝と解放軍の争いも一応一段落

さらに2巻のラストでうっすらと出てきたヒロインの正体についても物語の中で明らかになり、物語としてはこのままいい感じに終わると思っていたが、ラストもラストでえらいところで話が終わり、4巻に続く感じになっている

主人公が終始豚の姿だが、ヒロインに本当の姿を見せる日はいつかくるのだろうか、今後も展開が非常に気になる作品

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