クールな月城さんは俺にだけデレ可愛い(ラノベレビュー・感想)
11月 15, 2021
小学生時代に女子の悪口を聞いたことが原因で女性不審な主人公が高校で再開した、誰に対しても塩対応でそっけない幼馴染ヒロインと実家で同居することになり、ヒロインから好意を寄せられるも女性不審がたたって恋人関係にはならなかったものの、親友という立場でありながら終始イチャイチャするラブコメ
ヒロインは学校で誰とも話さず、話しかけれてもそっけない美少女だが、小学校時代から好きだった主人公にだけはデレる、最初から落とされているクーデレヒロイン
主人公は小学校時代に女子が話している些細な悪口を聞いたことで女性不審になり、それが原因で私立中学を受験し、男子しかいなかった中学は天国で、女子がいる共学は地獄と思っているちょっと読んでて気持ち悪い性格
最初から主人公に惚れているヒロインは主人公に告白するも主人公から「友達なら」という本人的にはバッサリ断っているつもりの台詞だったらしいが、どう読んでも、「とりあえず友達から」という風に脈ありの返事をしているようにしか読めない
ラノベのお約束展開で親が海外赴任することをきっかけに、主人公一家が今まで疎遠だったヒロインを同い年の異性がいる家に引き取り同居が始まり、ヒロインは振られたにも関わらず主人公から「友達」という文言を馬鹿正直に受け取ったヒロインが家でも外でも終始主人公に付きまとい、持ち前のルックスにやられて主人公が惚れていくといった展開
クーデレというには最初からヒロインが主人公にデレていて物語の起伏に乏しく、ラノベによくある設定と展開なうえ、主人公やヒロインの言動に違和感が多く、読んでいて首をかしげるシーンが多かった
恋人同士でもない主人公とヒロインがバカップルのようにただひたすらイチャイチャする王道なラブコメが好きな人には悪くない作品かもしれない