魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8巻(ラノベレビュー・感想)

異世界転生した主人公が現代知識を活かして便利道具を作り、成り上がっていく、異世界転生モノづくり系ラノベの8巻

前巻では、あのヨナスですら龍から亀に変身させる程の効果をもたらした堕落座卓ことコタツを開発したことで益々評価を上げ、遊びで作っていた使い物にならない魔剣ばかり出来上がっていた中で初めて実戦に使える魔剣も生み出し、主人公の開発力は留まるどころか、更にアップしている

今巻では堕落座卓に続いて、人を駄目にするクッションを開発し、その開発過程でまたまた画期的な商品が開発されるも、その商品は本人の意図しない軍事利用に使われる危険性非常に高いことから、今までは好き勝手開発しやりたい放題だった主人公の身に今後危険が迫っていく展開に発展しそうな予感があり、今後の展開が非常に楽しみである

そんなきな臭い展開の中、新たな登場人物として貴族の隠し子であるマルチェラの祖父が登場し、元討伐隊の副隊長でありながら部下のために足を失い引退した彼のために主人公が魔道具で義足を作り、その出来の良さと孫との縁により、敵対派閥ながらも主人公の力になることを決め、各ギルド長に加えて、強力な貴族の後ろ盾を得ることとなり、今後の主人公を巡る奪い合いに大きな助けになるだろうことが予想される

毎巻おなじみ物語ラストの主人公の父親カルロの話では、少しづづ明らかになってきた主人公の母親について多く描かれ、カルロが一人で主人公を育てるに至ったかの経緯が描かれており、謎が明らかになる

主人公の母親の謎も解けたものの、ヴォルフとの関係は一切進展せず、魔剣も未だ未完成なので物語は続くと思われるので、まだまだ長く楽しませてもらえそうなシリーズなので、異世界転生の知識無双が好きな人にはおすすめな作品

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