どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる2巻(ラノベレビュー・感想)
性格に難のある陰キャボッチラノベヲタ主人公が高校の卒業式の日に話したこともない同じクラスの美少女をトラックから庇ったことがきっかけで死に、ヒロインと共に高校1年生にタイムリープしたことでヒロインから懐かれ、ことあるごとに主人公におせっかいをやく、学園ラブコメの2巻
主人公は人付き合いが苦手でタイムリープ後も前回同様ボッチで生きていくことを決めてひっそりと過ごすことをきめているのに対し、ヒロインは自分を助けた主人公にすでに惚れており、そんな自分の好きな相手がボッチでつまらなそうに生きていく姿が見るに堪えず主人公をリア充の道に引っ張り込もうとするも、壊滅的に人付き合い下手な主人公とヒロインとのやり取りが面白い作品
前巻のラストでは、主人公が自らの評判と引き換えに救った隠れラノベヲタ星ヶ崎からの家デートのお誘いメッセージを受信したところで終わっており、今回はその続きから始まる
話のメインは主人公が星ヶ崎のクラスでの立場を守るために貼られた変態ストーカーという誤解を解くために星ヶ崎が奮闘するという内容で、メインヒロイン花見辻を置いてけぼりにして、もうメインヒロインは星ヶ崎でいいんじゃないかと思えるほど魅力的なキャラになっていた
主人公が俺ガイルの八幡のような性格に難のある陰キャボッチで自己犠牲してまで人を助けてしまう性格で、それに救われた女の子に惚れられるというお約束奈展開なうえ、今回でメインヒロインの立場にまでなった星ヶ崎と正ヒロイン花見辻との三角関係が出来上がり、次巻は夏休みに突入するようなので二人のヒロインと一緒に出掛けるのか、それとも一対一でデートするのか非常に気になる
1巻、2巻でヒロインと主人公の三角関係の図式が出来あがり、今後この三角関係がどのように発展していくかが物語の肝になっていくと思われ、俺ガイルのような学園ラブコメが好きな人にはおすすめできる作品