やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14.5巻(ラノベレビュー・感想)

昨年完結した、捻くれ主人公と拗らせヒロインとの学園ラブコメ、俺ガイルの最新刊

14巻で物語は完結し、14.5巻と銘打たれていることから予想できるとおり、その後の後日談となる主人公達が3年生になる頃の話がメインとなる短編集となっている

表紙は、小町といろはすが描かれていることもあり、本編ではあまり絡みの無かった二人の絡みが多く描かれており、腹黒二人の掛け合いが非常に面白かった

収録されている内容は、ブルーレイの購入特典や各種イベントで公開された内容を再編集して載せており、そのうちラストのストーリーは完全新作となる

収録作品はどれもギャグ要素が多く、俺ガイル初期のころのような雰囲気でシリアス展開もなく、ただただ主人公やヒロイン達の面白い絡みが続く、特に面白かったは主人公の自己紹介のシーンで、読んで思わず笑ってしまった

小町といろはすの掛け合い、主人公の面白自己紹介など読んでて非常に楽しませてくれるが、新作書き下ろしで収録された話では、本編ではほとんど見ることが出来なかった、完全にデレ状態に入った雪乃という超絶破壊力のあるシーンが収められている

個人的には、完結した物語の後に続編やらなにやらを出すのは正直好きではないのが、10年かかって初めて見た雪乃のデレには完全にノックアウトされてしまった

俺ガイルファンなら特典やイベントで知っている話ばかりなので、当初新作書下ろしが1個だけでは物足りない感じがしていたものの、ラストの新作だけで十分満足できる短編集だった

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