ゴブリンスレイヤー13巻レビュー

ゴブリン退治に特化したベテラン冒険者の主人公とその仲間たちが残虐非道なゴブリンやモンスターを殺しまくるダーク冒険ファンタジー、ゴブリンスレイヤーの13巻

12巻は短編集のせいか、ゴブリンがほとんど出てこず、普通に冒険しているだけだったのでイマイチ面白くなったが今回はいつも通りゴブリン退治をする

ただ今回はゴブリンの巣穴に行くのではなく、競技用のダンジョンをゴブリンスレイヤーが監修し、そのダンジョンを冒険者にやらせるといった話

まぁ、その過程でゴブリンが出てきて、それを主人公がばっさばっさと殺しまくるのだが、この展開が凄く久々に感じる

というのも、ここ最近の作品では登場人物も大分増え、ゴブリンスレイヤー以外が主人公になることも多く、ゴブリン以外と戦うのが増えている

この作品の面白いのは、主人公があらゆる手段で不快感MAXのゴブリンを次々と倒していくのが面白いのであって、久々にこの展開は「これぞゴブリンスレイヤー」という感じ読んでいて楽しめた

ちなみに今回のメインヒロインは受付嬢だったので、彼女が好きな人はさらに楽しめる

一つ気になるのは前巻でもそうだったが、台詞を読んでいて気になるところが増えてきた、もともと台詞にルビが多い作品ではあるが、特に前巻は首をかしげる表現が多く、しかもいつも以上に多いので読んでいて

ただ今巻は前巻ほどではなかったので、それ程気にすることなく読むことが出来たし、原点回帰という程の事でもないが、主人公がゴブリンをスレイするシーンの多い今巻は物語自体はとても面白い内容だった

若干気になるところがなくもないが、相変わらずダークファンタジーラノベとしてはとても面白い作品で、今後物語がどのような展開でラストに持っていくのか楽しみな作品

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