護衛のメソッド2巻 ―最大標的の少女と頂点の暗殺者― (ラノベレビュー・感想)
10月 11, 2022
他人の五感に影響を与えるという異能力を持つ裏世界でナンバーワンの殺し屋主人公が、青春を求めて学校生活を始め、同じ学園に通う世界中から命を狙われている財閥のお嬢様であるヒロインを学園に通いながら護衛する異能バトル学園ラブコメ
登場人物は裏世界最高の殺し屋、探偵、占い師、詐欺師、格闘家、とみんな職業の前に裏世界最高の肩書がついているが、裏世界最強のはずの格闘家は全然最強じゃなく、探偵は実績0の自称名探偵、詐欺師は人を騙すけど利益をあげていない、殺し屋は元々裏稼業の仕事なので表の殺し屋なんていないんじゃね?と、ツッコミどころ満載
主人公は殺し屋家業に嫌気がさして青春を求めてある学園に入学し初めての学園生活を楽しもうとする中で、ヒロインの護衛を請け負うことになり、ヒロインを守るために死んでいったボディガードの生き残りである裏世界最高のキャラクター達と行動を共にすることになり、護衛を通してヒロインの性格や生い立ちに触れていくといった流れ
1巻では人の傷を癒すことができる異能力を持つヒロインの護衛、2巻では新たに登場する物体を瞬間移動させることができるヒロインを護衛することになり、主人公とヒロイン、護衛メンバーのドタバタな日常パートと、命を狙われる護衛パートが交互に展開される流れ
裏社会、裏世界と1巻の時点でツッコミどころ満載なので2巻には手を出していない人がいると思われるが、2巻は1巻より面白いので、1巻を読んだ人は是非2巻まで読んでもらいたい
全2巻完結と手軽に読めるので異能力学園ラブコメ系が好きな人にはおすすめできる作品