気付いたら竜の子供に転生していた異世界転生もの、始まりの魔法使いの最終巻

最終巻としてレビューするが、しっかりと完結と謡っていないため続編が出るかもしれないが、おそらくこの５巻で完結していると思われる

この作品のサブタイトルが、１巻は名前の時代、２巻は言葉の時代、３巻は文化の時代、４巻が魔術の時代となっている

この作品の１巻冒頭はメインの登場人物が何の説明もなく全員そろってる日常から始まり、何のことだがさっぱりわからないところから始まる

そして５巻のサブタイトルは、始まりの時代、つまり１巻の冒頭に続く、ということなのだと思う

主人公が竜であるため長寿であり、物語は巻が進むにつれて数百年単位で時が進み、最終巻では１０００年を超す

ストーリーは冒険ものではなく、スローライフに近い村作りがメインで、そこで暮らす人々やヒロインとの交流が主軸となり、その長い年月を過ごすことで最終的にはこの巻でヒロインが勢ぞろいし話は締めくくられる

正直まだまだ話は続けられそうなところで終わっているので続編を期待したいところだが、これはこれでちょうど良い終わり方に思える

前述のとおり、５巻のラストが１巻の最初に続く演出なので、５巻を読み終わると１巻を読み返したくなり、管理人はそのまま１巻を読み返してしまった

全５巻で長くないうえ、ストーリーは非常に面白いので誰でも楽しめる作品

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