席替えから始まるハイスペック陰キャのリア充への道(強制)1巻レビュー
陰キャでぼっちの主人公が席替えで隣になったカーストトップの美少女に惚れられて~系の学園ラブコメ
ヒロインは、明るく性格もいい学校カーストトップの美少女だが、実はオタクでラノベの主人公みたいなのがタイプという、オタクの願望をそのまま描いたようなキャラ
一方主人公は、表紙ではそんな気にならなかったのだが、挿絵だと主人公がメチャクチャ美系男子に描かれている
性格もクラスでは目立たないようにしているが、料理上手、喋ればコミュ力高い、授業は寝ているのにテストでは満点を取れるほど頭がいい、幼い頃から古武道を習っていて喧嘩も強い、性格も温和で優しく、そして誰がどう見ても超絶イケメン、さらには自然に女の子の頭まで撫でちゃうという一昔どころか大分昔のラノベや少女漫画の主人公と言った感じで、一周回って珍しかった
そして主人公やヒロイン以上に衝撃を受ける登場人物がいて、それが今回の悪人役である1歳上の先輩
セリフに「ククッ、~だぜ」とかしょっちゅう言ってて、読んでて笑いを堪えるのが大変だった、この作品の舞台はもちろん現代日本なので、今時ラノベでそんな台詞言う高校生読んだの、ぶんころり先生の「西野」くらいだわ
少し脱線してしまったが、物語もまた王道中の王道というか、ちょっとしたきっかけで主人公がヒロインとデートすることになり、デート中に悪い先輩に絡まれたところ、主人公が隠していた古武道を使って瞬殺、ヒロインそれ見てさらに惚れ直す、みたいな感じでもう何というか言葉にならない
レビューであまり良いことは書いていないように思えるが、決してつまらなくはない
ただ、内容が誰もが一度は妄想しちゃうような黒歴史を彷彿させるような作品なので、読んでいる方が黒歴史を掘り返されたようで悶えたくなる気持ちは是非とも読んで体験して欲しい
1周回って新しい黒歴史思い出させる系ラノベ、特に昔からラノベを読んでいる人にこそ読んでもらいたい作品
*この作品を読んだ後は、是非とも、ぶんころり先生の「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」シリーズを読んでもらいたいし、読んだことがある人は絶対に読みなおしたくなるはず

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