膝の上のJC作詞家初心者作曲家の同棲業務日誌レビュー

売れないバンドをクビになったギタリストの主人公が道端で出会った天才中学生のヒロインに拾われ、同棲しながら二人で曲作りをする、曲作りをテーマにしたラノベ

作詞は小学生の時からすでにメジャーデビューしているヒロインが担当するため、作曲は主人公が担当することになる

作曲方法は、DTMと呼ばれるPCを使った作曲方法で、アナログな作曲方法しか知らない管理人はこの作品を読んで、最新の作曲はこのように作っているのだと勉強になった

実際にDTMで作曲をしている人にはツッコミ部分とかがあるのかも知れないが、作品中の説明はわかりやすく、DTMを全く知らない素人が読んでも何をやっているのかさっぱりわからない、ということはなかった

DTMの曲作りがメインだが、物語も曲作りの葛藤や売れっ子ヒロインへの主人公の嫉妬、ヒロインが主人公を拾った理由等も徐々に明かされていき物語としても面白かった

登場人物も際立って珍しいキャラ設定の子はいないが、どれもキャラがしっかりと立っていて物語にしっかりと絡んでいた

ラストでは、次巻に続く終わり方をしているので、新キャラとどのような戦いになるのかが気になる作品

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読書は通勤電車の中で