放課後は、異世界喫茶でコーヒーを 6巻レビュー

異世界転生した町で主人公が喫茶店を開き、たくさんの客とのやりとりを描いたスローライフラノベ、異世界喫茶でコーヒーをの最終巻

転生してから3年が経過し、いつもの常連からの一言で元の世界に戻れることが判明し、主人公が元の世界に戻るのかそれともこのまま異世界に戻るかが話の主軸になっていく

家族のもとに帰りたいが、ヒロインと離れたくない主人公の葛藤が上手に描かれている

モブ中のモブだった常連からの何気ない一言から物語の最終章が始まるというスタイルがこの作品の、喫茶店+常連との何気ないやりとりを象徴していて、何気ないシーンだが非常に気にいっている

ラストも奇抜を狙ったものではなく、王道な終わり方であったが爽やかな雰囲気の中でハッピーエンドで終わり、この作品を通して感じられる綺麗な物語の締め方だった

読み終わった後には、これからも主人公とヒロインが喫茶店で常連相手にコーヒーを出している様子が自然と頭に浮かび、続きが読みたい気分になるが物語としてちょうどいい終わり方だと思う

伏線もちゃんと回収していたし、後半に駆け足になることもなく、最初から最後まで丁寧に作られてる作品で、スローライフものとして誰にでもおすすめできる作品

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