公女殿下の家庭教師9巻英雄の休息日(ラノベ感想・レビュー)
8月 24, 2021
異常なまでに自己評価の低いイケメン天才魔術師主人公が、才能を開花させられない公爵の天才娘達を家庭教師として指導し、その才能を開花させると同時に教え子達から好かれまくるという、魔法ファンタジーハーレムラノベの9巻
1章となる3巻までは、ヒロインである公女達を鍛えながらイチャイチャするだけのわりと緩い内容だったが、4巻から2章に入るといきなりシリアス度が跳ね上がるこのシリーズ
前巻でようやくそのシリアスパートと言える2章のクーデターも終わり、今巻ではその戦後と入院する主人公が看病されるといった内容、3章に向けての準備段階といえる久々のゆるい雰囲気に戻っている
2章で各ヒロインとのイチャイチャがほとんどなかったのを取り戻すかのように、ヒロイン一人づつとイチャイチャし、取り合ういつもの展開にほっこりさせられ、伏線というほどでもないけれど、案の定リリーも主人公の争奪戦に参加し、ヒロインハーレムが更に強化されていた
2章でヤンデレ闇堕ちしていたリディアもようやく平常運転となり、読んでて痛々しかった2章の姿は微塵もみせず、ハーレムの中での主人公への圧倒的依存度を感じられる
個人的には2章で評価爆上げのリチャードの話がないのがちょっと寂しかったけど、平常運転のリチャードの扱いはこのくらいでいいのかもしれない
天才強キャラ主人公に、強く可愛いヒロインハーレムと魅力的なサブキャラ、緩い日常から英雄となって世界を救うという展開は、魔法ファンタジーラノベの王道が好きな人にはおすすめ作品

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