究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったらレビュー

10年前に発売され、あまりの難易度でクリアできた人がほとんどいないまま過疎化して忘れされたフルダイブ型VRゲームをVRゲームオタクの冴えない主人公がやりたくもないのにやらされるコメディラノベ

読んだ感想は「短い」の一言につきる

ページ数が200ページ弱しかなく、電子書籍で読んでいる私は、文庫本のように残りページが見てわかるわけではなかったので、読んでいて「えっ、ここで終わり?」と思ってしまった

内容は、しょうもない理由でリア充から陰キャになりさがり、ゲームオタクになった高校生が主人公で、本来買いたかったVRゲームではなく、10年前に発売されたクソゲーVRゲームを掴まされ、プレイし始めることで物語が進んでいく

このVRゲームの名前が「極みクエスト」という名前で、リアルの追及を極めたゲームということで、RPG世界だが、レベルアップの概念や魔法等がなく現実世界のステータスを引き継いでプレイしなくてはならない

設定もリアルということで、薬草の使い方も怪我した患部に薬草を貼って2、3日経たないと傷が治らなかったり、モンスターを倒してもお金が手に入らないので普通に仕事をしないと稼げなかったりするので、現実逃避したくてVRゲームをやっているのに現実世界と変わらない生きづらさがあるのであっという間に過疎化してほとんどプレイヤーがいない

必然と絡みが多いのはNPCになるのだが、高性能AIという設定でNPCはほとんど人間と変わらないので、普通のファンタジーものっぽく話が進んでいくが、主人公がいきなり幼なじみの兄を殺してしまい、妹が殺人鬼に目覚め命を狙われ、逃げるというわけのわからない話が続いていく

読んでいてすごいつまらないわけではないので、そこそこ読めるが、いかんせん突然終わりが来るので、読み終わってモヤモヤした気分になった

ページ数が少なく、凄い中途半端で終わっているので2巻は出るのだろうが、別の意味で今後が気になる作品

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