娘じゃなくて私が好きなの!?3巻レビュー

幼い頃に引き取った死んだ姉夫婦の娘の姪を娘として育てる主人公と、そんなアラフォーママに恋して告白した娘の幼馴染で大学生の男の子とのラブコメの3巻

1巻、2巻ともに主人公の母親と娘の幼馴染の絡みが多く、二人のラブコメがメインだったが、3巻はそこに娘が入り込み、ちょっと歪な三角関係が描かれている

前巻のラストが娘から母親へのライバル宣言で終わっているが、この作品を読んでる人なら「どうせ母親を焚きつける為のフリでしょ」と誰もが感じると思う

物語も早い段階で、予想通り好きなフリ作戦であることをを幼馴染に娘自ら作戦をバラすし、母親自体も娘の作戦に気付いて娘を糾弾するシーンすらある

ただ読み進めていくと、要所要所で娘のセリフや行動から「これって好きなフリのフリじゃない?」という疑問が膨れ上がるうえ、親子&女の戦いが何度も繰り広げられ非常にやきもきさせられ続きが気になってしまう

特にお互いがお互いの水着姿に戦々恐々としている感じや主人公に甘えたり甘えさせたりのイチャラブもあり、読んでいて楽しく、後半には娘の本当の気持ちと母親として娘を思う気持ちで葛藤する主人公の姿が読んでいて面白かった

ラストは収まるところに収まった感じでハッピーエンドを迎えるのも良かった

ただ作者はこの3巻でこのシリーズを終わらせるつもりだったが、人気が出たので今後も続いていくとのことで綺麗に物語が終わった今後の展開が気になる作品

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