幼なじみからの恋愛相談。相手は俺っぽいけど違うらしい2巻(ラノベレビュー・感想)
主人公に告白できないヒロインがそのアピールとして主人公に恋愛相談するも、自分の事かもしれないと思いつつも、超絶思考で否定し続けて、告白すればすぐに両想いで付き合えるのに付き合わない、超鈍感系主人公と超絶奥手ヒロインとの学園ラブコメラノベの2巻
2巻では1巻で完全にヒロインを好きなことに自覚した主人公は、幼いころヒロインと約束した親父のバイクの後ろに乗せるという約束を果たすため、バイクの免許取得を思い立ちバイトを始める
バイト先では同じクラスの隠れロリ巨乳の新キャラが登場し、バイト先の先輩ということで、同級生でありながら先輩至上主義の主人公が敬った結果、見事になつかれる
新キャラが登場する中、ヒロイン、新キャラおかまいなしに積極的にアピールしてくるのが後輩美少女キャラの本間だが、アピールどころかほぼ「抱いて」に近い言動ですら、超絶鈍感主人公は的外れな思考と言動でこれを回避するも、はたから見ればイチャついているようにしか見れず、それを見てヒロインの嫉妬はマックスになってしまう
新キャラに後輩と恋のライバルが増えて危機感を募らせるヒロインだが、相も変わらず恋愛相談という形でしか主人公にアピールできず、主人公は主人公でヒロインの「モテる」発言を聞いて100%自分じゃないという結論に至り、結局告白を実行できない
好きだけど好きと言えないヒロインは魅力的だが、主人公は噂や本人の言動で明らかに自分に好意を持っている後輩と腕を組んで歩いたり、二人でお化け屋敷に入ったり、買い物に行って家で手料理を作らせたりと、軽率な行動というか、本間に対しても思わせぶりな行動をしすぎである
あとがきで作者自身がハッピーエンドを公言し、ハッピーエンドになる時がこの作品の最終巻となるので、続巻が決まっている間はずっと二人はくっつくないとのこと
読むたびにさっさと告白して付き合っちゃえと思うが、早く二人がくっつく=打ち切りという展開とも言えるので、早くくっついて欲しいような、欲しくないようななんとも言えない感覚になる
まだ2巻が出たばかりで、すぐに最新刊に追いつけるので、鈍感系主人公の学園ラブコメが好きな人にはすすめられる作品

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