乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル2巻(ラノベレビュー・感想)

乙女ゲーの主人公になる予定の少女が、乙女ゲーに転生した女に体を乗っ取られそうになった際にその女を殺したことがきっかけで、7歳という幼さで冷酷無比な殺し屋になっていくという、ちょっと変わった乙女ゲー転生ラノベ

主人公は両親の死後、劣悪な孤児院に預けられるも、優しい両親の教えを守り、人を恨むことをせずに笑顔を絶やさない娘に育っていたが、7歳で変態貴族に売られる直前に孤児院から逃げたところ、主人公の体を乗っ取り乙女ゲー主人公になろうと考えた転生者の女に襲われる

必死の抵抗のうえ、女を殺して助かるも女が体を乗っ取るために用意した女の魂や記憶の入った石に触れたことが原因で現代知識と乙女ゲー知識を得てしまい、その影響で優しかった主人公は影も形もなくなり、7歳でありながら人を殺すになんの躊躇もしない性格に変貌する

今巻は、前巻で死にそうになったところ何とか生き残り、復讐を誓ったところで終わっていたが、新キャラとして魔術師の師匠が登場することで、主人公が弟子入りし修行の日々を過ごし、この作品には珍しく穏やかな日々が続く

穏やかだった日々は突如暗殺ギルドが現れたことがきっかけで壊され、これに対して怒れる主人公が1巻同様に殺しに殺しまくる展開

物語の後半では、もう一人の転生者であるカルラとの接触があり、将来の悪役令嬢となり、現在でも主人公の命を虎視眈々と狙っている彼女との関係がどうなるのか今後の展開非常に気になる

3巻発売も決まっているようなので、タイトルにある乙女ゲーやサバイバルといった単語と内容は合っていないが、バトルモノで冷酷主人公が好きな人にはおすすめ作品

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