悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~レビュー
12月 12, 2020
4月 10, 2021
車に轢かれて死んだ主人公が大好きだったRPG乙女ゲーの裏ボス悪役令嬢に転生し、物語が始まる前にレベルを上げまくり、物語が始まる頃には最強キャラとなり、学園入学後は周囲をドン引きさせながら無双する乙女ゲー転生ラノベの最終巻
この作品の主人公の性格は一言で言うと喪女、はめフラの主人公とは真逆の性格をしていて、能力はハイスペックで強いのに根がネガティブなので、乙女ゲー転生ものなのに爽やかさや華やかさにかける
もともと悪役令嬢っぽい感じはあまりなかったのに、前巻で学校を卒業してしまいその要素は皆無になり、領主の立場になったが特に何もしてないので、ただのキ〇チガイキャラ感が増していた
表紙に描かれているユミエラは並行世界で裏ボス化したユミエラで今回は、ユミエラVSユミエラの戦いになり物語が進んでいくが、並行世界のユミエラも裏ボスであり、主人公と同じ性格と思いきや、主人公よりはるかに常識人なところが面白い
2巻で婚約も済み、3巻ではラブコメっぽい雰囲気になるシーンもそこそこあり、主人公自身も照れたりするのだが、エモさはあまり感じられなかったのが残念だが、この残念さがこの主人公の魅力だと思うし、逆にエモいユミエラとか誰も見たくないと思う
個人的には1、2、3巻の中では1番面白かったが、この作品は常に主人公が終始暴走して突っ走る内容なので、主人公のキャラを好きになるかならないかで評価が分かれる作品
はめフラのような逆ハーレムものでなく、破天荒で訳のわからないぶっ飛んだキャラが好きな人にはおすすめできる作品

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