りゅうおうのおしごと!14巻レビュー
2月 22, 2021
4月 9, 2021
天才プロ棋士の主人公と将棋・小学生を題材にした大人気ラノベの14巻
まるでストリートファイターのような表紙を見ても分かる通り、今までの雰囲気とガラッと変わり、内容は今までに無いほどのシリアスな展開で、ギャグやロリも少なめだった
前巻がほぼ短編集だったため、今巻が12巻の正式な続きの内容となり、銀子の四段昇格とともに奨励会編が終わり、遂に物語のラストとなる最終章への序章となる内容となっている
シリアス展開になるとその輝きを見せるのが清滝師匠、7巻で描かれた清滝一門の師弟愛に泣かされたが、今回も清滝師匠の弟子を思うエピソードが語られるシーンがあり、その優しさと愛の深さに読んでていて泣かされてしまった
序章的な内容なためか、対局シーンはそこそこあるものの展開が早く、結構あっさりと終ってしまうので、今までの巻で見られた「熱い」対局が少なかったように感じたのが少し物足りなく少し残念だった
そのうえ、あいが大分大人に成長し、JS研も登場せず、主人公と銀子のイチャラブシーンがあったりと、今までのりゅうおうのおしご!とは、大分異なる印象を受けると思う
最終章へ向けての気になる伏線が大量に盛り込まれているうえ、「そのキャラがここで!?」みたいな展開もあり、最終章がどのような方向に向かっていくのか全然読めない
最終章もこのままな雰囲気で続いていくのか、それとも元のようなロリとギャグを多めに熱い対局が再度始まるのか、最終章がどのような展開から始まるのかさえ全く読めないが、そこを含めて次巻が非常に楽しみ
次巻は、今巻少なかった主人公の熱い対局シーンを是非とも期待したい

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