ただの屍のようだと言われて幾星霜、気づいたら最強のアンデッドになってたレビュー

ダンジョン探索中に一人死んで、目が覚めたら最強のアンデッドなってしまった人見知りでコミュ障な冒険者が主人公の冒険ファンタジーラノベ

主人公だけが桁外れに強いのだが、戦闘がどれもあっさりと終わってしまうため俺TUEEE的な感じはそんなに感じなかった

主人公は最強の竜2匹が戦った余波を受けて死んだ影響で強力な力を持つアンデッドだが、死ぬ前の記憶や理性があるため、人に敵対する意思はないが、人間からは敵と見なされ常に攻撃を受けることになる

人に対し敵意がないことを示すために何度も笑顔を向けるが、それが不気味に移り人に恐怖を与える結果になり、主人公の意思とは裏腹に人類の敵的なポジションに祭り上げられていく

強すぎるアンデッドとしての不気味さとコミュ障人見知りの性格がたたって、人と接触→攻撃される→接触を試みる→びびって逃げられるかコミュ障こじらせて自分から逃げる、のパターンが何度も続く

主人公を人類の脅威とさせるためにこのような演出をしているのだろうが、毎回パターンが同じなのはちょっと残念だった

ページ数も250ちょっとと長くはなく、今巻は物語の導入がメインになっていると思うのでしょうがない部分もあると思うが、あっさりと終わってしまう印象を受けた

間違いなく2巻も出るだろうし、今後はコミュ障主人公がどうやって登場人物とコミュニケーションをとっていくのかが主軸となると思うので、今後の展開を期待したい

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