塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い3巻レビュー
12月 13, 2020
超絶人見知りコミュ障のヒロインが初恋の主人公にだけデレるという設定の学園ラブコメ、塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘いの3巻
ラブコメラノベにしては珍しく1巻の時点ですでに主人公とヒロインが告白して恋人同士になっている作品で、2巻では海、3巻では表紙のとおり浴衣で夏祭りがメイン舞台となっている
2巻では恋人としての距離感がイマイチわからず、お互いに変にすれ違いながらも要所要所でイチャラブする終始甘い展開だったが、3巻ではヒロインが大分主人公に慣れ、主人公の働く店に入り浸るという、若干ストーカーじみた行為をするほど成長していている
夏祭りに向けて、ヒロインは生まれて初めてのバイトを経験することで成長し、もともと塩対応というかただの超絶人見知り+コミュ障だったのが今後ますます塩対応な姿は見れなくなりそう
ただバイト先では、塩対応というかポンコツぶりを遺憾なく発揮、ヒロインの魅力を十分引き出していた
また、今までならフラグを立てる主人公を見て焦って右往左往するだけだったヒロインが、3巻ではヤキモチを焼くという新しい面も見られる
番外編として、2巻で気になる終わり方をしていた、蓮と円花の恋模様も描かれていて、主人公とヒロインがすでにくっ付いているので、むしろそっちの方が今後気になってしまう
ただ終わってみれば、3巻も相変わらず周囲を寄せ付けない主人公とヒロイン二人の甘々イチャラブを見せつけられて終わる、といった感じの内容だった
主人公は鈍感系だが、すでにヒロインと恋人同士になっているため特段ストレスも溜まらず、恋人同士の甘々なラブコメが好きな人におすすめの作品

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