スパイ教室04《夢語》のティアレビュー
1月 9, 2021
世界最高のスパイである主人公と落ちこぼれスパイ7人+1人のスパイチームが母国を守るため、他国と戦うスパイ戦争ラノベ、スパイ教室の4巻
リリィ、グレーテ、アネットと続いて今回はティアがメインとなるのだが、前巻メインのアネットがいかんせんクセのあるキャラのせいで、3巻の主役はアネットというよりティアの成長がメインとなっていた
そして満を持しての今巻でメインを張るわけだが、メンバーが全員いるせいかそれこまでスポットが当たっていない気がするし、灯の中で一番幸が薄そうなキャラではあるので、それほど気にしてはいなかったが終わってみればメインとして相応しい展開になっていた
今までは8人中選抜されたメンバーでチームを組み、バラバラに任務をこなす話が続いてたが3巻は今までと違い、今回初めて灯フルメンバーで任務に挑むことになる
ただ、フルメンバーといっても常に8人一緒に行動するわけではないので、2マンセルで動くような内容になっていて、ところどころに伏線が張り巡らせれているのだが、ちょっとくどいというか「これ伏線ですぜぇ」的な匂いをさせすぎなのは少し残念だった
ただ、毎度のごとく伏線をしっかりと回収して終わる話の構成は見事で、物語の入りがいつもと違うことも手伝って一気に読み進められる
あらすじによると4巻までがファーストシーズンで、5巻からはセカンドシーズンになるとのことだが、新たな章になり、物語がどのように展開していくか楽しみな作品

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