転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?(ラノベ感想・レビュー)
4月 22, 2021
9月 9, 2022
キチガイブラコン妹に監禁されていた主人公が、命からがら逃げだしたもののトラックに死んで貴族の赤ちゃんに転生し、転生先で人生を謳歌しようとするも転生先にまで妹が主人公を追いかけてくるという異世界ホラー
ラノベでキチガイ妹キャラは結構いるものの、この作品の妹は本物のキチガイであり、主人公を愛するがあまり自宅に監禁し、主人公と仲の良かった友達や、知人を目の前で斬殺して、その判断力や抵抗力を奪っていく
中には主人公の姿を好意を持って見たという理由だけで、その女性の目玉をコルク抜きで引っこ抜く等、完全にネジがぶっ飛んでいる
主人公は転生する際に神様から妹も同じ世界に転生するという話を聞き、いつか現れるであろう妹に備えて自分の魔法を鍛えていく過程で、ヒロインの幼馴染や巨乳エルフ師匠と交流していく
物語の構成は転生した先でのストーリーと転生前の妹のキチガイ行動が交互に語られる形で、転生ターンの時に妹が現れるのは恐怖しかない
理由は不明だが妹は一度殺しても何度も別人になって生き返ってくる仕様のため、登場人物が妹なのではないかと常に疑心暗鬼になって読み進めるのが怖くなところが非常に面白かった
評判も悪くなく、1巻のラストで伏線もビンビンに張った状態で終わるので、2巻も出ると思われるのだが1巻発売から1年経過した今も2巻の発売はされていない
WEB版は読んでいないが、1巻の後から話が更に面白くなるようなので、2巻発売が待ち遠しい作品

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