VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3巻(ラノベレビュー・感想)

清楚系VTuberとして細々と頑張っていた主人公が配信を切り忘れた状態でストロングゼロ飲み始め、酔った状態での独り言配信がバカ受けし、その後はストロングゼロを飲んだ状態で配信を始めて大人気VTuberにまで上り詰め、同じ会社に所属する先輩、後輩、同期にウザがらみするVTuberを題材にしたギャグラノベ

VTuberの配信を文字に起こしたような文章で物語が進んでいくので、普通の小説やラノベとちょっと違う感じなので、とっつきにくい人にはとっつきにくかも知れないが、内容がギャグに振り切っているのでその勢いに読んでいて笑わされてしまう

今巻は、主人公の憧れの大先輩である晴から初コラボを打診されたことにより、ちょっと悩んだりはするものの、相変わらずのストゼロパワーにより周囲のVTuberを巻き込んで大爆発するといった毎度おなじみの展開なのだが、ラストの方ではこの作品には珍しく感動させられそうになる

しかしこのままいい感じで物語が終わるんだろうなーと思いきや、この作品にしんみりした締めなど不要、という信念を感じさせられるラスト、でいい意味で裏切られ面白かった

メインは晴先輩とのコラボだが、それまでの間には毎度のごとく他のVTuberとのコラボがあり、これがやっぱり面白かったが、特に面白かったのは主人公に突如舞い降りた企業案件でストゼロのためにガチャ沼にズブズブハマっていく行く様は大いに笑わせてもらった

1巻が一番ぶっ飛んだ内容だったが、巻を重ねるごとに伏字が増え、徐々にマイルドになっているのが気になるが、それでも尖ったギャグや下ネタが満載で面白い

酒を飲みながら配信し下ネタを連発するという、伝説の下ネタラジオ「緒方恵の銀河に吠えろ」を彷彿させるような内容なので、下ネタに抵抗のない人にはおすすめできる作品

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