ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編4.5巻(ラノベレビュー・感想)

優秀な人間を輩出するため、閉鎖された学園内において、超絶ハイスペックな主人公がその能力を隠しながら様々な試験を乗り越え、無難に学園生活を送ろうとする、学園頭脳競争ラノベ、よう実の4.5巻

前巻で無人島試験が無事に終わったことにより、予定されていた豪華客船で過ごす夏休みが舞台となる

0.5のナンバリングが示すとおり、毎度のことながら短編集といった感じではなく、4巻で謎になっていた伏線の回収と、5巻に向けての新たな伏線がメインとなっている

内容自体は、一ノ瀬の告白への返事、南雲会長の宣戦布告、次に行われる特別試験、新たな新キャラ、更に明かされるホワイトルーム生等、気になるものが盛りだくさんの内容だった

そして主人公に訪れるモテ期、潜在的にモテていた主人公だが、今巻では目に見えてのアプローチが増え、それを知った依存体質の恵が当然のようにヤキモチを焼き、それに振り回される主人公が珍しく、読んでいてとてもエモい

無人島ではバラバラだったこともあり、主人公と恵とのラブコメがほとんどなかったので、4.5巻では二人のラブコメを期待していたが、全体的に見るとほんの少しだけだったのが残念だったが、それでも二人の関係が確実に進んでいるのが微笑ましい

次巻は、担任勢が意味深なセリフを吐きまくる鬼畜内容の特別試験のようで、ここ最近は学年関わらずの競争であったが、次は久々の2年生だけの戦いとなり、完全復活した龍園がどんな活躍をするのか非常に楽しみである

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