ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編5巻(ラノベレビュー・感想)

優秀な人間を輩出するため、閉鎖された学園内において、超絶ハイスペックな主人公がその能力を隠しながら様々な試験を乗り越え、無難に学園生活を送ろうとする、学園頭脳競争ラノベ、よう実の5巻

この作品のキモである特別試験は、主人公が他クラスのボスキャラ達と力を隠したまま戦うのがメインで、ここ最近は他学年を含めた学校全体との戦いが多かったのに対し、今回の特別試験はCクラス全員で一つの課題に臨むという原点回帰というか珍しい特別試験だった

毎度複雑なルールがある特別試験だったが、今回はクラスで討論して2択の問題に対して満場一致で回答出すというもので、制限時間以内に5問クリアできればクラスポイント50、制限時間以内に回答できなければクラスポイントー300というとてもシンプルなもの

箸休め的な前巻のラストで茶柱達担任が意味深な台詞を残した特別試験だったが、口絵のネタバレ的な絵に加えて、主人公が前面に出て活躍していくので、展開が読めてしまい、まぁこんな感じか~と思って読み進めてみれば、最後の最後で全く予想の出来なかった方向に話が進み、驚かされた

ここのところ主人公の身体的な無双が目立っていたところ、今回は完全な頭脳戦で、クラス全員を手玉にとり、全てをコントロールする主人公の怖さを再確認された

次巻からは文化祭と体育祭と他学年との戦いが待っており、今回大きな舵取りをしたCクラス、というか主人公の判断がどのように今後の戦いに生かされていくのかが非常に楽しみで、1期のアニメは微妙だったが2期のアニメ化も決まり未だ目が離せない作品アニメ

こちらもチェック!!・管理人イチオシ作品
・ジャンル別おすすめ作品一覧
・サクッと読める1巻完結おすすめ作品