ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6巻(ラノベレビュー・感想)

優秀な人間を輩出するための閉鎖された学園内において、超絶ハイスペックな主人公がその能力を隠しながら様々な試験を乗り越え、無難に学園生活を送ろうとする、学園頭脳競争ラノベ、よう実の2年生編6巻

愛里を退学させるという衝撃的な展開で終わった前巻の続きで、今まである程度クラスとしてまとまりを見せていたものの、今回の件でAクラスに上がるチャンスは大幅に増えた半面、主人公と堀北に対するヘイトが溜まり、爆弾を抱えることとなってしまい、特に愛里の親友だった波瑠加の恨みが凄まじく今後の物語の展開に大きく展開を及ぼしそう

舞台は2年生の体育祭、今年は無人島と同じく学年別での対決もあり、そんな中リーダー堀北は、不登校となった櫛田を登校させるため、今後のクラスの力になるように説得する中、もっと難航するかと思いきや結構あっさりと説得されてしまったのにはちょっと肩透かしを食らった感じ

そんなギスギスした雰囲気の中でも交際を公にし公認カップルとなった恵と主人公は人の目も気にせずイチャイチャし始めたうえに、恋人としての関係も進展し、恵としては自他共に認めるラブラブカップルとして主人公に甘えて依存しまくっている姿は読んでいてむずがゆく尊いが、主人公と恵と付き合う理由が理由なだけに二人の関係がどう終わってしまうのかが非常に楽しみであり怖くもある

無人島でフルボッコされた南雲からのちょっかいがあったものの、すでに決着がついているのにも関わらず偉そうに上から目線で噛みついてくる感じがザコキャラムーブにしか見えなかったが、今後直接対決があるのならまた主人公にフルボッコされて涙目にされるかと思うとそれはそれで楽しみである

そしてラストにはもう一人のホワイトルーム生が、主人公の人間関係を利用した策略が始まり新たな不穏な空気が漂い始める

南雲との敵対関係、もう一人のホワイトルームからの刺客、恵との関係、に加え波瑠加の復讐と新たに爆弾を抱えた中、物語の後半には主人公の意味深な台詞が入り、今後の主人公の動向が益々気になってしまう

アニメの2期も決まり、巻が増しても未だその面白さが衰えることがなく、今後も楽しみな作品

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